白い壁紙と様々な「インテリアスタイル」

Color Design Firm
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ナチュラルモダン

ナチュラルモダンのインテリアは年代を問わず根強い人気です。
自然をインテリアに取り入れるこのテイストは、家具やドアなどの建具に木が多い、日本にマッチしやすいスタイルです。

木目を活かした仕上げや自然の素材による温かみが感じられ、ほどよくすっきりしているのに冷たくなりすぎない、それぞれのよい特徴を取り入れているところが、好まれているポイントでしょう。カーペットやラグ、その他の小物との組合せもありますが、特に最近は、ナチュラルの中でも木質のアイテムを取り入れながらすっきり整えるシンプルでモダンなテイストが人気で、広く好まれています。
 

ここでは、ナチュラルを表す自然な素材の木質を例に、色やテイストについてお伝えしていきましょう。

家具はハードな印象の物より、木の家具や、ナチュラルな布張り、ソフトな革張りの家具などが合うでしょう。
また、これらの家具にナチュラルな素材のクッションやカーテンを合わせ、ソフトな印象の布目調などの白い壁紙を合わせれば、親しみやすくてチュラルな空間が作れるでしょう。
 

 

ナチュラルモダンのまとめ方

ナチュラルをスッキリまとめるコツは、木のテイストの選び方です。あらあらしくない木目柄を選び、木の色も明るめにすると、ナチュラルですっきりしたインテリアが作りやすくなります。

木の色調も揃えると、より調和したインテリアに近づけることができます。例えば床が木質系の明るいフローリングであった場合、家具は床よりやや濃い色程度にし、ドアなどの建具が木質系の時はやはり床より濃くなりすぎないようにすると、木の色が似たような色調で揃い、まとまった印象にすることができます。
 

ここに天然素材をモチーフにしたソフトな布目調の白い壁紙を合わせると、明るくすっきりとした温かみの感じられるインテリアが作れます。
家具や建具の木の色調が明るくもなく、暗くもない木質系で合わせると、穏やかなまとまりと落ち着きがでます。また、ダークな家具や建具、フローリングなどの場合、白い壁紙との明暗のコントラストが生まれ、ナチュラルな中にもより落ち着きやよりモダンさが感じられるインテリアになるでしょう。

ソフトな布目調の白い壁紙の中でも、柄が小さいとよりきっちりとした印象となり、大きいとややカジュアルな印象になります。

色調とコントラストが、印象を左右

色調の印象やコントラストのつき方により、インテリアのイメージは大きく左右されます。

ソフトな布目調の白い壁紙はとてもよく使われ、どんなインテリアとも合わせやすい柄なので、ダークで落ち着いた木質にやや大きめの布目調の壁紙を合わせ、モダンなコントラストにあえて少しラフな布目調の壁紙で変化を付け、モダンとナチュラルを対比させて、楽しんでもよいでしょう。
また、明るい空間にカジュアルさを出してくれるきっちりとした布目調の白い壁紙を合わせ、壁紙の柄と木質の明るいテイストを同調させて、楽しんでみてもいいでしょう。

色相による印象

ナチュラルモダンのインテリアは、木質などの自然素材が合うお話をしました。ここでは合わせることの多い木質系のフローリングや家具の色をイメージして、どんな白い壁紙が合うかお伝えしていきましょう。

オレンジ味の木質は、陽気でカジュアルな印象になります。ナチュラルモダンのインテリアを作るのに合わせやすい白い壁紙は、きっちり細かすぎない布目調のものがいいでしょう。やや黄色味を帯びた木質や、オフホワイトには、ソフトな布目調や塗り壁調の壁紙もよく合います。
 

赤みが抑えられた白木などの木質はシンプルでナチュラルな印象となり、ファブリックの色柄や木の質感など、素材の表情が伝わりやすくなります。幅広い白い壁紙との相性もよく、木質の仕上げをザラザラ感のない丁寧に仕上げられたものにすると、上質なナチュラルモダンなインテリアを作ることができるでしょう。
また、白やグレーなどの無彩色に近い木質も合う白い壁紙が多くあります。色の要素が無彩色に近くなり、石や金属との相性もよくなり、よりモダンなナチュラルインテリアの印象がつくれるでしょう。

赤みを帯びた茶色の家具や床は、伝統や落ち着きを感じさせます。しかしあまり深くない赤味の木質系は、ナチュラルな印象というよりビンテージ感や和風だと民芸調なイメージがでることもあるので、ナチュラルモダンなインテリアを目指すなら、先ほど例に上がったようにコントラストがでる、深い赤味の木質と合わせるとよいでしょう。

手作り感や柄も、ポイントです

木の取り入れ方として、ウッディな要素が多くなると、素朴な印象が強くなり、ナチュラルな中にも主張や個性が感じられるようになります。

同じように、壁紙も、漆喰をコテで塗ったような動きのある壁紙を合わせると、インテリアに手作り感が加わり、味わいが増します。

一方、幾何的な四角や長四角の小さめのタイルのような柄の壁紙を合わせると、ナチュラルな中に規則性が組み込まれ、清潔できっちりとした印象のインテリアになります。

例えば、キッチンのカウンターやアイランドの側面の壁にタイル柄のナチュラルなテイストの防汚壁紙効果のある白い壁紙を貼れば、タイルの目地汚れを気にすることもなくなり、メンテナンス性も向上し工事の費用も抑えた、清潔感のある素敵な意匠を作りだすことができるでしょう。
 

 

空間に磨きをかけ際立たせる、ジャパンディ

ステイホームの経験を経て、私たちは家での時間をより大切に考えるようになりました。
家に置くものの仕上げの良さや素材の誠実さに敬意をはらい、製品が生み出されるプロセスや環境負荷にも留意するようになりました。

そんな経緯により、日本で多くつくられている表面がスムースで手工芸の様に磨かれた白木の家具などが、世界中で人気です。北欧と日本のテイストをミックスしたスタイルは、ジャパンディと称され、丁寧で誠実な暮らしの見直しがすすむ中で好まれています。

洗練さが際立つこのような家具には、ハードな印象の壁紙より、ナチュラルな塗り壁調の白い壁紙や、少し目に柄がある布目調の白い壁紙などが、リラックス感を醸し、静寂な空間をより一層上質なものにしてくれることでしょう。
 

コロナ禍のステイホームで、自然となかなか触れ合いにくい状況では、ソフトな布目調の白い壁紙や漆喰調の白い壁紙などが、木目を活かした家具や素材の良さなどを活かし、時に手作り感も作りだして、インテリアを引き立ててくれることでしょう。

明るく、すっきりとしたナチュラルな表情をインテリアに加えてくれるこれらの白い壁紙。
是非、これらの白い壁紙で、ストレスの多い環境を緩和した清々しいナチュラルモダンな空間をつくり、素敵なおうち時間を手に入れてください。

おすすめ壁紙

ソフトな質感をもつ布目調の白い壁紙
漆喰のような塗り壁調の白い壁紙や、柄が激しくない穏やかな石目調の壁紙もよいでしょう。
また、幾何的な細かいタイル柄の壁紙なら、ナチュラルできっちりとした、カジュアルな印象のインテリアが作れるでしょう。
 

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韓国インテリア ~等身大のエレガントスタイル~

洗練されたインテリアが好き。モダンも良いけど、もう少しお洒落な華やぎが欲しい。
インテリアでちょっとした贅沢気分を味わいたい。
韓国インテリアは、洗練された大人の可愛さが分かる、インテリア感度が高い人におすすめのスタイルです。

さりげないリュクス感があって可愛いスタイルは韓国インテリアと呼ばれ、ちょっとした小物でお洒落な部屋をつくりたい人たちの間で人気です。

等身大の贅沢感を味わう、自分の好みを反映して作る『エレガントモダン』で『シンプルラグジュアリー』な心地よい部屋。誰かに自慢したくなる、インテリア雑誌に出てくるような空間。

籠り時間を素敵に過ごしたいインテリア感度の高いお一人様にも最近人気のスタイル。そんな身近なエレガント空間、韓国インテリアのつくり方をご紹介しましょう。

高級感が感じられる質感

手触りのいいラグや、ベルベットのソファ。ファーや白いテーブルにシルバーやゴールドのディテール。白の大理石など、高級感のある素材がエレガントを感じさせます。

ポイントは、少しだけキラッと輝きをちりばめること。要素が多くなりすぎると華美でゴージャスなイメージになるので、すっきりセンスが味わえるよう吟味するとよいでしょう。

ボタン締めや、ダイヤ柄。ノルディックやナチュラルなテイストにも合う人気のベニワレンのラグなども、上品でありながら肩のこらないスタイルが作れるでしょう。ラメの糸が入っていたり、毛足の長いラグなどもちょっとした高級感をプラスしてくれます。

ソファやテーブルの木の脚は、丸いものが、大人可愛いエレガントさを出してくれます。木目も白木や白のステインなどのナチュラルで濃くない色味のもの。つや仕上げの家具、籐の家具などもいいでしょう。

洗練のカラー

ホワイトインテリアも人気で、韓国インテリアも同じく白を基調とする色使いになりますが、ポイントはくすみカラー使い。

韓国インテリアは温かみがあり癒し系のナチュラルなインテリアです。オフホワイトやベージュ、アイボリー、ピンクやグレーなどの少しニュアンスのあるくすみカラーや、ベルベットやファーの風合いを加え楽しみましょう。

くすんだ色を使うと、優しく柔らかな印象がだせます。
テーブルや家具の脚、デコールなどで丸みをプラスすれば、可愛さもでて、韓国インテリアらしさがつくれるでしょう。

華やぎのちょい足し

韓国インテリアはエレガントでモダンでありながら親しみやすさがあり、気軽に取り入れやすそうなところが人気の秘訣です。

かっちりと作り込むのではなく、雑貨感覚なものも組み合わせ、それぞれの好きを集めて心地よいお部屋をつくる。すっきりした中にも装飾性や好みが反映されている点が、エレガントモダンと異なります。

ミラーや花瓶、ウォールデコールやキャンドルなども、壁面やテーブルに華を添え、盛り上げてくれます。街で売られている気軽な家具やファブリック、ラグなどと合わせ、センスよく好きをまとめて楽しむとよいでしょう。

ラメの入った石目調の壁紙や、少し味わいのあるニュアンスカラーの白い壁紙は、素敵な背景となってお部屋を引き立ててくれます。誰かに自慢したくなる、インテリア雑誌の1ページのような空間も夢ではありません。

微妙なニュアンスや繊細なラメやパールは、画像ではなかなか伝わりません。インテリアショップに加え、キラッと光るちょっとした違いを見にショールームを巡ってみる。そんな好きを探す新たな楽しみを広げてみてはいかがでしょう。

おすすめ壁紙

ラメが入った石目調の白い壁紙、パール加工の白い壁紙
全体にカーブ柄の入った白い壁紙や、ダマスク調の優雅な白い壁紙
塗り壁紙調の白い壁紙など
 

→ 韓国インテリアの壁紙一覧へ

 

ノルディック

北欧の夜は長く、家で過ごす時間を大切にしています。
そんな国からきたインテリアは、シンプルで、長く使える家具を中心とした、くつろぎのコーディネートがポイントです。すっきりとしていて温かみも感じられるノルディックは、モダンな中にナチュラルさも程よく兼ね備え、広く人気のスタイルです。

ノルディックインテリアを特徴づけるアイテムは、家具や照明。インテリア好きなら誰もが目にしたことのあるような、デンマークなどのデザイン家具がよく使われます。

ノルディックスタイルを特徴づける、名作家具

家での暮らしやくつろぎをより良いものにしよう、デザインの良いものを長く使っていこう。そんな習慣に基づくノルディックスタイルを特徴づけるものの一つが、名作家具です。

数ある家具の中でも、時代を超えて多くの人に広く親しまれて歴史に残る、名作と呼ばれる家具があります。時にそれらは巨匠とも呼ばれるデザイナーにより生み出されています。

北欧家具の中でも、アルネ・ヤコブセンの椅子はよく知られています。彼の数々のデザインやアイディアは、多くの建築家やデザイナーに影響を与え、その多くが今なお作り続けられ、愛用されている名作家具です。

ヤコブセンは、細部への徹底したこだわりのデザインで知られ、大きな建物から食器といった小物までデザインしています。彼には幼いころ、自分の寝室の子供用の色や柄の壁紙を嫌い壁全体を白く塗りつぶしてしまった、という印象的なエピソードがあります。

ヤコブセンのアイデアは半世紀以上もの間デンマークのデザインを形作り、北欧から世界の建築家やデザイナーに影響を与えました。今でこそ広く使われるようになった白い壁紙。ヤコブセンは壁紙においても、白く塗って作り出すという先見性があったんですね。

名作家具は、機能と美しさを兼ね備えた究極のデザインとして長く愛されていますが、中でもヤコブセンのセブンチェアは、時代を超越したベストセラーです。強度と薄さを両立させた成形合板にスチールパイプを組み合わせた、合理的かつ華奢なデザインの、名品中の名品として知られています。

家で仕事をすることが増えたニューノーマル時代のホームオフィスには、パディングといって薄い張りでよりソフトな座り心地にしたアーム付きのタイプも人気です。

ヤコブセンによるアリンコチェアは、ユニークなデザインながら飽きがこない、快適な座り心地の曲線が印象的な成形合板のチェアです。温かみが感じられる木調の白い壁紙をチェアと組み合わせたワークスペースは、すっきりしていて心地もよさそうです。

ヤコブセンお気に入りの椅子と言われるドロップチェアは、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのためにデザインされましたが、近年製品化がされました。

こうして見ると、北欧の名作チェアをアクセントに置いたノルディックスタイルが、白い壁や、淡いブルーグリーンやグレーなどのニュアンスカラーの白い壁紙などにぴったりの組み合わせなのもうなずけますね。

これら名作家具には、木の色や、張り地、塗装と、仕上げにもバリエーションがあり、カラフルな色のものも出ています。形に合わせた可愛い色もでていて、いろいろミックスして組合せても素敵です。
 

白い壁紙に映えるこだわりのチェア。ご紹介したのはごく一部です。一脚コーナーに置くだけでもノルディック空間に磨きがかかりそうですね。
名作家具にこだわらず、お好みのチェアやスツールに白い壁紙を合わせ、あなたらしいノルディックインテリアをクリエイトしてみましょう。

名作照明

北欧の夜は長く、照明は太陽の様に重要に考えられています。器具としての美しさだけでなく、照明器具から発せられる光の質も大切にしています。
 

ノルディックスタイルには、デザイン照明もよいアクセントになります。
デンマークのデザイナー、ポール・へニングセンは、まぶしさを軽減する傘のデザインや光源が直接目に入らない工夫をして、光の色の質、使う人の心地よさにもこだわりました。彼のデザインした照明は、復刻されてより多くの人に愛される北欧スタイルに合う名昨照明の一つです。

AJランプは、先ほど例に上がっていたアルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインしたランプです。ミニマルで首を傾げたような表情が、インテリアを引き立てます。

これら名作ランプには、タイプによりテーブルランプ、フロアランプ、ブラケットなどのタイプのバリエーションや、色や素材のバリエーションが揃っています。

ヤコブセンは壁紙もデザインしています。その他の照明や家具以外のデザインのものや、日本製のノルディックスタイルによく合うデザインも沢山あります。ダイニングやちょっとしたコーナーにこれらのアイテムを合わせて、ノルディックらしい暮らしにこだわる温かみの演出をするとよいでしょう。

木製の家具

ナチュラルでモダンなテイストのノルディックは、ナチュラルと共通する要素も多く、木の家具や、自然素材のコットンやリネンなどのファブリックと好相性です。

北欧家具でよく見かける脚付きのキャビネットやスツールは、ノルディックらしいスタイル作りをしてくれます。木の色はあまり濃くならない方がナチュラルな印象となり、白い壁紙ともコントラストが付きすぎず、よいでしょう。

ノルディックの家具や照明らは、直線と曲線が混ざった、モダンとナチュラル両方のテイストを合わせ持っています。木の家具を中心に、ランプやスツール、チェアを配置したり、木と金属、プラスチックのリプロダクト品などを合わせてコーディネートすると、味のあるくつろいだコーナーが作れるでしょう。

おすすめの壁紙

思わず壁を白に塗ってしまったというヤコブセンのエピソードからも、白壁紙はノルディックスタイルのコーディネートによく合うことが分かりますね。

ナチュラルな家具と合わせるノルディックには、塗り壁調の凹凸柄がよく合います。コテを使って描いたようなランダムな壁紙の意匠が、手作りの雰囲気を出し、おすすめの壁紙です。

レンガ調やタイル調の壁紙、石目調や石積み調の白い壁紙も、北欧らしいすっきりとした空間をつくってくれるでしょう。

木の柄の意匠を活かした壁紙や布目調の壁紙は、ナチュラルな温かみがあり、ポスターや小物、ラグなどで味付けをするとセンスのいい空間づくりができるでしょう。
 

白い壁紙にもちょっとしたニュアンス・カラーが味わえるものが沢山でています。淡いブルーグリーンの白い壁紙と組合せて、ノルディックの雰囲気を壁全体で楽しんだり、流行りの明るいグレーと合わせ、モダンに仕上げてもよいでしょう。

組み合わせる家具や照明、その他の物にもデザインされた色があり、複数の色をまとめることが多いノルディックスタイル。凹凸の意匠を活かしたり、お好みのニュアンス色の白い壁紙を上手く活かしてマッチさせ、好みのインテリアづくりを楽しみましょう。
 

→ ノルディックの壁紙一覧へ

 

ホテルライクインテリア

ホテルみたいにすっきり心地よい部屋は、憧れですね。

シンプルでスタイリッシュ、ホテルのような洗練されたモダンなインテリアにしたい。
洗練されたインテリア雑誌のような空間には、モダンで無駄のないフォルムの家具や小物がポイントです。スタイリッシュなテイストを引き出すには、シンプルなモノトーンなどを中心に色数を抑え、家具やその他のインテリアを引き立てるようにコーディネートするとよいでしょう。

限られたスペースをすっきり見せるホテルライクなインテリアに憧れる人が増えていますが、どうすればホテルの様に整って洗練された空間をつくることができるのでしょう。
ホテルライクなインテリアのつくり方のポイントを、ピックアップしてお伝えしましょう。

すっきりしたフォルムで構成する

ホテルライクなインテリアの特徴は、すっきりとしたフォルムで構成されていることです。モダンでシンプルな家具を機能的にバランスよく配置すると、ホテルのような空間を作ることができます。

直線的なベッドのヘッドボードにサイドテーブルを置き、サイドテーブルにはスタンドなどの照明を型通りに配置してみる。インテリアを面と直線で構成すると、シンプルでモダンな印象を作りだすことができます。
壁紙はマットな質感にして凹凸の少ない比較的スムースなものがよいでしょう

色数を抑えコントラストを付ける

シンプルさを感じさせる秘訣は、家具やファブリックの色数を抑えて使用すること。
色は細かく多数使用するのではなく、大きな面でコントラストを付けながら連携して使用すると、シンプルでモダンな空間がつくれます。

面での構成に、壁を効果的に使用する方法もあります。例えば、アクセントとして背面にカラーブロッキングで差し色を貼り、その差し色をもう一面に使用して色を連携させる。シンプルさにモダンな洗練が加わり、壁で空間が素敵に際立つでしょう。

低く抑える、重くしない

水平を強調するように低く配置し目線を圧迫しないようにすると、より空間が広く見えシンプルに感じられるでしょう。
最近は、限られたスペースをよりモダンでシンプルに見せようと、TVやTVボード、収納家具などを壁付けにして浮遊感を持たせるデザインが出ています。また、ソファなどの家具も細く重く見えない脚にして、背も空間を遮らないローバックのデザインが増えてきています。

 

理想のミニマリストを目指してみる

生活に必要な家電や洗剤などもシンプルなものにして隠せるものはしまい、生活感がでないようにする。折角ホテルライクな素敵な家具があっても、コードが絡まってリモコンやその他の食品や小物があふれ出ている、それではちょっと残念ですね。
目につくものは片付けて、一カ所にまとめてシンプルな容器に収め、物や色があふれ出ないよう心がけましょう。

物を出しっぱなしにしない。必要以上に物を置かないようにすると、無駄が減り、ちょっとしたものも見つけやすくなります。必要な物、見せたいものがスッキリと見えてくるようになり、デザイン家具や照明がシンプルに洗練されて見えてきます。

ホテルライクなインテリアの特徴の、整った居心地のよさは、暮らしやすさにもつながり、限られたスペースで生活をする人たちに洗練されたスタイルとして人気となっています。

洗練に磨きをかけるには

家具はシンプルなものにして、心地よさを演出する照明や小物を活かすとよいでしょう。

壁面を照らす間接照明の広がる光は、部屋に奥行と広がりを感じさせます。また、個性的なペンダント照明やフロアランプで壁紙を演出して、上質なインテリアを作りだしてもいいでしょう。

ソファの張地はできればごちゃごちゃとした柄物は避け、カーテンもモダンな柄か単色に近い物にして、アートや植物を置くといいでしょう。

シンメトリーな型にはまった配置以外にも、ラグを敷いたり、ラウンジテーブルやサイドテーブルを置いて、一人掛けアームチェアなどを組んだラウンジスタイルも最近は人気です。
並んだり対面で座るソファの配置に対して、それぞれがくつろいで過ごすことができ、単体の家具によるスタイルで配置もしやすく、こなれたコーディネートを作ることができます。

名作のデザイナーズ家具を置いたようなシンプルで整った空間は、高級家具を使わなくてもちょっとした工夫で実現できます。
また、シンプルで全体がそぎ落とされたスタイルなので、壁面には質感の感じられる壁紙を効果的に貼り面を活かすインテリアとして壁を仕上げると、より一層素敵になり、洗練に磨きをかけることができるでしょう。

おすすめ壁紙

マットで凹凸の少ない塗り壁のような質感の白い壁紙はシックで落ち着いた、ミニマルな壁を作ってくれます。色は、白などのシンプルな壁紙や淡いグレーやブルー、ブラウンの壁紙が、家具や小物を小気味よく引き立て、深い色の革や木、無機質な金属やガラスなどにもよく合い、洗練された空間をつくりだしてくれることでしょう。

凹凸がない壁紙は緊張感を醸し出し、家具との組合せで上質な雰囲気を引き立てます。また、幾何学的な凹凸が施された壁紙や、大きな布目や編み目の規則的な柄の壁紙を用いると、程よい雰囲気が加わり、シンプルな中にもくつろぎをもたらしてくれるでしょう。

また、こなれた感じを出したい時には、ラフな刷毛目調の凹凸がある白やグレーの壁紙や、ランダム柄や3D柄の個性的な意匠の壁紙もインパクトとなり、海外のデザインホテルのような印象的で惹きたつ空間を作りだしてくれるでしょう。
 

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スタイル自分流

木の温もりを感じる空間が好きだけど、白木のスッキリしたものより、素朴でお洒落なカフェのような空間が好き。手作りされた棚や、素朴なベンチ、ラフなソファや、昔からずっと使われてきたような味わいある家具や小物が作りだす、人とは違う自分好みのものを上手く組み合わせた個性的な空間を作りたい。

カフェ風のラフでお洒落な空間は、ビンテージ感のあるレザーのソファや手作り感のあるラグや小物、テイストに合った金属などをアクセントにすると、まとめやすいでしょう。

インダストリアルやブルックリン、西海岸風ロンハーマンや、シャビーシックインテリアは、リラックス感があり型にはまらないスタイル。アレンジが可能で取り入れやすく、男女を問わず人気です。

自分の手持ちの物を加えてアレンジしたり、DIYで手を加えたり。自由度が魅力のこれらのスタイルですが、お好みの空間づくりにはどんなものが合うのでしょう。主なテイストに合わせたインテリアの作り方のポイントをご紹介していきましょう。

インダストリアルスタイル ブルックリンスタイル

インダストリアルとは、もとは工業的な機能美をもつ工場で作られるような製品を取り入れてつくるインテリアという意味でしたが、現在は工場街のコンクリート倉庫や建築資材などのイメージも含め広く解釈されています。

黒のアイアンやコンクリートにラフな木やビンテージレザーなどを使った、無骨でカッコいい空間。工業的なデザインと、使い古された温もりを感じさせる素材がそれぞれ主張する、個性的なスタイルのインテリアです。

インダストリアルによく似たスタイルに、ブルックリンスタイルがあります。
ブルックリンはアメリカ・ニューヨーク州の地名で、東海岸の工業地帯のレンガやコンクリート積みにスチールを組み合わせた特徴的な住宅街からイメージされ、重々しく重厚です。インダストリアルもブルックリンも、どちらも同じような素材で構成され、作られるテイストも類似しています。後にご紹介する西海岸スタイルの明るさを特徴とするインテリアとは、同じラフな中でも印象は対象的です。

その他ミッドセンチュリーやブロカントといった時代や手法からくるスタイルなどもありますが、ミックスされたり、手作りや手持ちのものと組み合わせる場合も多く、特に個性が反映されるスタイルで、好みに合わせ楽しまれています。
 

→ インダストリアルの壁紙一覧へ

インダストリアルスタイル ブルックリンスタイルの作りかた

どちらも今では同じように作られるスタイルですので、合わせてポイントをご紹介しましょう。
インダストリアルスタイル、ブルックリンスタイルを作るポイントは、工業品のようなパイプに、ラフな使い古されたようなレザーなどをカッコよく組み合わせること。金属の大きめのペンダント照明や、アイアンの家具、錆びたパイプや真鍮などの金属の家具などが味をだしてくれます。
古材やさび加工などのきっちり仕上げていない印象の無骨な家具や小物、プラスチック成型の椅子や合板のものも合うでしょう。

インダストリアルスタイルやブルックリンスタイルには、背景となる壁の効果が絶大です。とは言え、タイルやレンガを貼ったり、コンクリートの打ちっぱなしにするには、費用も制約も大きくなります。そんな時、凝った意匠も叶えてくれる壁紙が助けになります。

目地がきっちりしていないレンガ柄や一部にかすれがあるような塗り壁柄。石積み柄やコンクリート柄、ランダム柄など、個性的でラフな白い壁紙が主張のあるインテリアをより一層惹きたててくれるでしょう。

また、薄い茶色、薄い黄色、薄いグレーなどの白い壁紙や、木目柄や石目柄の白い壁紙も合わせやすくよいでしょう。

スタイル自分流写真
 

西海岸スタイル ロンハーマンスタイル

西海岸やロンハーマンのスタイルには、シャビーな白を取り入れるといいでしょう。
同じシャビーでも、インダストリアルやブルックリンのように鉄などを組み合わせ、アイアンをアクセントにしたちょっとハードなスタイルもあれば、ナチュラルな白を基調にソフトなアイテムでつくるスタイルもあります。
合わせるファブリックはお洒落だけど気取らないくたっとしたコットンなどが合いそうです。ソファだけではなく、カフェテーブルを囲んで一人掛けのアームチェアなどを合わせ、くつろいだシーンを作ってもよいでしょう。

このスタイルはファブリックで味を出すと、個性が際立ちます。サンタフェや西海岸風などのクッションやラグを敷いて場をまとめてもいいですし、マクラメ、乾いた感じの木、ハンモックやヤシの木などを置いて、リゾート気分を盛り上げてもいいでしょう。

海由来の小物やロープ、流木やブルーのもの、デニムなどもよく合います。
照明は全体に照らすより陰影がつくよう工夫すると、よりくつろいで洒落た空間がつくれるでしょう。

そんな空間に、平板を並べたような意匠の白い壁紙を貼れば、部屋に一気にリラックスした雰囲気をもたらし、素敵に仕上げてくれるでしょう。
ラフな主張にするのではなく少し整ったおしゃれ空間にまとめたい。そんな時にはタイル柄の白い壁紙もマッチします。

西海岸風、ロンハーマン風にまとめたい時、白い壁紙はとてもおすすめです。ポスターや棚をあしらって、あなたの部屋に海風を感じる壁を取り入れてみてはいかがでしょう。

西海岸スタイル ロンハーマンスタイル

 

シャビーシックインテリア

シャビーシックインテリアには、オフホワイトやピュアホワイトの壁紙がよく合います。
西海岸風やロンハーマン風と同じ白を基調とするスタイルですが、クラシックでエレガント。使い込まれたようなシャビー(古びた)でシック(品があり落ち着いた)テイストのインテリアです。こなれたエレガントな空間には、淡いピンクやグレー、ブルーグリーンなどのアクセントを加えると、全体に雰囲気が増し、素敵に映えるでしょう。

白を基調とする、使い古されたような、一部ペイントが剥がれているような味のある家具。パリのアンティークのようなブロカントのテーブルや、椅子。キャンドルホルダーや鏡など、それぞれが褪せた味をもつ品々が空間に雰囲気を加えてくれます。
照明はキャンドルやシャンデリア、白のクラシカルなフロアランプやテーブルランプなどもよいでしょう。
ファブリックはリネンなどのソフトで気取らないもの、粗い織りのコットンやガーメント、アンティークのようなレースなども、エレガントさを引き立ててくれるでしょう。カーテンはブレイク(床に少し溜まるような長さ)にして、きっちりと床までにしないスタイルもよく合います。鈍い輝きのクリスタルやタッセルを添えても素敵です。

壁紙は、エンボスでロマンティックな柄が施されている白い壁紙。塗り壁調や石目調、ラメやパールが加えてある白い壁紙や、角がとがっていない目地があまいレンガ調の白い壁紙などが、シャビーシックインテリアを引き立ててくれます。
色は、白やオフホワイトの白い壁紙や、薄いグレーやピンク、淡いブルーグリーンなどの白い壁紙もよく合うでしょう。
 

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シャビーシックインテリア

 

これらの全てが型にはめられたスタイルではないインテリアは、要素を少し入れるだけでも雰囲気が出て取り入れやすく、身近で、日本でもインテリア好きのお洒落な一人住まいやファミリーに根強い人気のスタイルです。
合わせる家具や小物や、好みによって、自分好みのアレンジを加え、バラエティーある組合せを楽しんでみましょう。
 

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