テレワークの推進や新型コロナウイルスの影響で、最近多くの企業がとり入れているWeb会議システム。オンライン上で会議ができる便利なものですが、実はサービスの選び方で使い勝手が変わることをご存じでしょうか?
また、自宅から接続するとなると、お部屋や背景の映り方も気になるはずです。特にお得意様や顧客との打ち合わせでは、多くの方が「少しでも良いイメージを与えたい!」と感じることでしょう。
今回は、おすすめのWeb会議システムと、会議で映える壁紙をまとめたので、Web会議の機会が多い方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめのWeb会議システムは?それぞれの特徴も紹介
Web会議システムを選ぶ際には、「何人まで利用できるか?」や「会議の様子を録画できるか?」などの機能面を確認することが大切です。必要な機能はシーンによって異なるので、その点を意識した上でおすすめのサービスをチェックしていきましょう。
バーチャル背景機能でお部屋を隠せる!『Zoom』
アメリカの『Zoom Video Communications』が提供する、日本でもおなじみのWeb会議システムです。無料プランでも最大100人まで接続できることから、イベントやセミナーなどにも広く活用されており、2020年頃からはオンライン飲み会用のツールとして利用する方も増えてきました。
Zoomの使い方はシンプルであり、ホストが取得したURLを共有するだけで誰でも簡単に参加できます。そのほか、通信性が安定している点、動画・音声をクラウド上に保存できる点(※有料版のみ)なども、ビジネスシーンで利用する方にとっては嬉しいポイントでしょう。
また、Zoomには指定した画像・動画を背景にできる「バーチャル背景機能」が備わっているため、自宅を見られたくない方でも安心して会議に参加できます。
サービス名 | Zoom |
料金プラン | 無料プラン:同時接続100人まで、1回あたり最大40分 有料プラン:年額20,100円~ |
主な特徴 | ・通信性が安定している ・バーチャル背景を設定できる ・有料版ではクラウド録画やSNSストリーミングが可能 |
公式サイト | https://zoom.us/ |
※各サービスに掲載されている価格は、記事掲載時のものとなります。
複数言語に対応した字幕起こし機能が特徴!『Google Meet』
『Google LLC』が提供する、ビジネスに特化したWeb会議システムです。無料プランでは最大100人まで同時接続が可能であり、アプリ版を利用すればスマートフォンやタブレットからでも参加できます。
Google Meetの最大の特徴は、自動で字幕を起こしてくれる機能が備わっている点です。日本語や英語をはじめ、複数の言語に対応している機能なので、参加者に言語の違いがあってもスムーズなコミュニケーションを図れます。
サービス名 | Google Meet |
料金プラン | 無料プラン:同時接続100人まで、1回あたり最大60分 有料プラン:月額$7.99~ |
主な特徴 | ・自動字幕起こし機能が備わっている ・有料版では録画機能やアンケート機能、ノイズキャンセルなどを利用できる ・セキュリティ面に力を入れている |
公式サイト | https://apps.google.com/intl/ja/meet/ |
※各サービスに掲載されている価格は、記事掲載時のものとなります。
Google Meetはデータ保護やプライバシー保護にも力を入れているため、重要な資料を扱うWeb会議にもぴったりなサービスでしょう。
Officeを使って共同作業ができる!『Microsoft Teams』
『Microsoft社』が提供する、Microsoft Officeとの連携機能が魅力的なWeb会議システムです。WordやExcelなど、使い慣れたツール・アプリを使いながら共同作業ができ、作業内容は全参加者にリアルタイムで共有されます。
無料プランでは一部機能に制限がかかるものの、同時接続は最大100人まで、1回あたり60分間の利用が可能です。遠隔でのコミュニケーションはもちろん、社内研修や進捗管理、ファイル共有などにも活用できるので、さまざまな業務の効率を上げてくれるでしょう。
サービス名 | Microsoft Teams |
料金プラン | 無料プラン:同時接続100人まで、1回あたり最大60分 有料プラン:月額430円~ |
主な特徴 | ・Microsoft Officeを使って共同作業ができる ・セキュリティ面に力を入れている ・有料版ではレコーディングや文字起こしが可能 |
公式サイト | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software |
※各サービスに掲載されている価格は、記事掲載時のものとなります。
Microsoft Teamsはファイル共有や共同作業に特化したサービスなので、データ損失防止や不正アクセス防止などのセキュリティ体制も充実しています。
導入後からサポート体制が充実!『LoopGate』
『ギンガシステム株式会社』が提供するLoopGateは、ワンタッチで操作できる専用機を用いたWeb会議システムです。有料プランのみではありますが、専用機・カメラ・マイクがセットで提供されるため、会議用の機器を別途購入する必要がありません。
また、毎日つながるテクニカルサポート(※土日祝日も含む)が用意されている点も、LoopGateならではのメリットです。システムに関する疑問はすべて相談可能なので、パソコンやインターネットなどの操作に慣れていない方でも問題なく使いこなせるでしょう。
サービス名 | LoopGate |
料金プラン | 無料プラン:なし 有料プラン:利用料金10,200円〜、月額基本料金3,800円 ※4地点までは追加費用なし ※料金は接続地点数やID数によって変動します |
主な特徴 | ・専用機を用いたWeb会議システム ・故障時の対応やトラブル解決など、サポートが手厚い ・3回目の会議までは操作説明のサポートも実施 |
公式サイト | https://loopgate.jp/ |
※各サービスに掲載されている価格は、記事掲載時のものとなります。
必要な機器は最大14名までの3プランが用意されていますが、希望をすれば数十名~100名までの会議にも対応してもらえます。
ビジネスツールの一本化にぴったり!『Chatwork Live』
Chatwork LiveはChatwork株式会社提供の、クラウド型ビジネスチャットツールである「Chatwork」に備わっている機能のひとつです。無料プランでは1対1のみ、有料プランでは最大14名までの参加が可能であり、画面共有や音声ミュートなどの基本的な機能もしっかりと備わっています。
そのほか、チャット上で必要なファイルを送ったり、やり取りを共有したりといったコミュニケーションを図れる点も、Chatwork Liveを利用するメリットでしょう。すでにChatworkを導入している企業であれば、ツールやアプリなどを別途インストールする必要もありません。
サービス名 | Chatwork Live |
料金プラン | 無料プラン:1対1のみ 有料プラン:月額500円~ |
主な特徴 | ・Chatworkから直接利用できる ・チャット上のログも共有しながら話し合える ・社内外のさまざまなコミュニケーションを一本化できる |
公式サイト | https://go.chatwork.com/ja/?click=header-navi |
※各サービスに掲載されている価格は、記事掲載時のものとなります。
最近では、コミュニケーションツールとしてChatworkを導入する企業が多く見られるので、商談や打ち合わせの機会を増やす意味でもぜひ検討してみてください。
Web会議で映えるセンスのいい壁紙とは?おすすめを紹介
自宅でWeb会議に参加する場合は、身だしなみだけではなく背景として映る「壁紙」にも注意したいところです。少しでも相手に良い印象を与えるには、ビジネスシーンにふさわしく、自分が映えるような環境を整えなくてはなりません。
次に、相手から「センスがいい」と思われるような壁紙を紹介していきます。
柄ものを取り入れたい方にはストライプがおすすめ!
Web会議向けにシンプルな壁紙を探しているものの、「柄のある壁紙も捨てがたい…」と感じている方も多いはず。そのような方には、ネクタイやスーツなどのフォーマルな雰囲気を彷彿とさせるストライプ柄の壁紙をおすすめします。
ストライプ柄はバーチャル背景の素材として使われることもあり、シンプルでありながらしっかりとオシャレ感を演出できます。また、線の太さや間隔、カラーリング、好みに合わせてさまざまなデザインから選べるため、個性を出しやすい柄とも言えるでしょう。
各ブランドで多彩なストライプデザインが用意されていますので、お好みのデザインを選んでみてください。
ベージュやグレーで落ち着いた雰囲気を演出
落ち着いた雰囲気を演出したい方には、ベージュやグレーの壁紙がおすすめです。比較的明るいトーンのものを選べば、これらのカラーでも明るい印象を与えることができます。
また、ホワイトと同じくデザインのバリエーションが豊富な点も、ベージュやグレーの魅力です。特にベージュは木目調や紙素材のものなど幅が広いので、重厚さや上品さを出したい方にもぴったりなカラーでしょう。
本棚やチェアなど、Web会議の背景に映るインテリアも合わせてそろえれば、図書館や書斎のような雰囲気を作りだすこともできます。
顔色がよく見える暖色系の壁紙
カメラに映る顔色が暗く見えるなど、カメラ写りが気になる方も多いのではないでしょうか。
カメラに映る肌を血色よく見せたい方には暖色系の壁紙がオススメです。
赤やオレンジといった暖色系の壁紙は、温かみを感じエネルギーに溢れた明るい雰囲気を醸し出してくれます。
カラー壁紙を部屋全体に張るのに抵抗があると言う方には、アクセントとしてお部屋の一部をカラー壁紙にしてみてはいかがでしょうか。
壁紙の一部にアクセントクロスを取り入れることで、おしゃれな雰囲気を演出することもできます。
また、オシャレなお部屋にするだけでなく、色や柄によって奥行きやメリハリを付けることができます。
本格的なテレワーク時代が到来する前に、早めの準備を
テレワークや働き方改革の推進によって、今後もWeb会議システムを使う機会は増えていくと考えられます。そのため、必要な機能が備わったWeb会議システムや自分にぴったりな背景は、できるだけ早めに見極めておきましょう。
特に壁紙の張り替えは、日々の暮らしを彩ることにもつながるので、ぜひチャレンジすることをおすすめします。
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