新型コロナウイルスの「コロナ禍」の影響により、在宅勤務型の働き方「テレワーク」を積極的に取り入れている企業が増えています。
自宅での業務に抵抗があったり、中々集中できないという声もありますが、ちょっとした工夫で業務効率は高められることをご存じでしょうか?
最適な環境を整えるコツをまとめたので、これからテレワークを行う・既に行っている方も含めぜひ参考にしてみてください!
目次
そもそもテレワークとは?メリット・デメリットを簡単にご紹介
テレワークとは、「tele(遠隔)」と「work (働く)」をあわせた造語のこと。
会社から離れた場所で業務にあたる働き方のことであり、最近では新型コロナウイルスの影響によって、在宅勤務=テレワークを導入する企業が増えてきています。
テレワークの導入によって業務効率がアップした例は少なくありませんが、テレワークの効果を最大限発揮するためには、一般的なオフィス業務との違いをしっかりと理解しておくことが必要です。
そこで以下では、従業員側から見たテレワークのメリット・デメリットを簡単にまとめました。
テレワークのメリット | テレワークのデメリット |
・通勤時間がかからない ・家事や育児との両立がしやすい ・場所を選ばずに仕事ができる ・業務環境を自分で整えられる |
・IT端末が必要になる ・運動不足になりやすい ・時間管理が必要になる ・環境によってはモチベーションを維持しづらい |
上記の中でも注目しておきたいポイントは、業務環境を自分で整えられる点と、モチベーションが環境に大きく左右される点の2つ。
つまり、自宅の環境をうまく整えることができれば、テレワーク(在宅勤務)は業務効率をぐっと高められる働き方になります!
ベストなテレワーク環境の作り方とは?
快適な環境でテレワークを行うには、安定したネット環境や高性能の機器に加えて、作業しやすいワークスぺースを設ける必要があります。
先に述べたように、通常であれば会社設備を当たり前の様に利用していますが、オフィスと自宅の環境は驚くほど大きく違います。
理想的なワークスペースの作り方については、厚生労働省が公式ホームページ上で公開しているので、その中から特に押さえておきたいポイントをいくつかピックアップしてご紹介していきましょう。
業務を行う空間では適切な室温・相対湿度を維持する
テレワークに適した室温・相対湿度は、以下の数値が目安とされています。
・適した室温…17~28℃
・適した相対湿度…40~70%
また、気流は0.5m/s以下に設定し、エアコンから出る風には長時間当たらないことも意識しておきましょう。
利用しているパソコンのディスプレイや机上の適した明るさを理解する
快適な業務環境を整えるうえでは、「適した明るさ」を保つことも大切。
目安としては、ディスプレイは500ルクス以下、机上は300ルクス以上の明るさが望ましいとされています。
特にディスプレイは目の疲れにつながりやすいので、できれば輝度やコントラストを調整できるものを用意しましょう。
快適に作業できるデスクや椅子を用意する
デスクや椅子に関しては、以下の条件を満たすものを選ぶことが大切です。
デスクの主な選び方 | 椅子の主な選び方 |
・卓上には作業に必要なスペースが確保されている ・足が窮屈にならない ・高さの調整ができる(体型に合った高さである) |
・安定している ・移動させやすい ・座面の高さを調整できる ・ひじ掛けがある ・傾きを調整できる |
また、ディスプレイと40cm以上の距離を確保する、背もたれに背中をあてるなど、業務中には正しい姿勢を維持することも重要になります。
「壁紙」によって集中力が変わる?業務効率をアップさせるカラーとは
上記ではテレワーク環境の作り方として、大きく3つのコツをご紹介しました。
しかし、さらにベストなテレワーク環境を整えるには、お部屋の壁紙にもこだわりたいところです。
実は壁紙のカラーも、集中力や業務効率に影響を及ぼす要素のひとつ。
では、具体的にどのようなカラーが望ましいのか、以下で詳しくご紹介していきましょう!
明るさを保つには、光を反射する「ホワイト」
お部屋の明るさを保ちたい方には、「ホワイト」の壁紙がおすすめです。
ホワイトには光を反射する特性があるので、外からの光をとりいれるだけで、机上をぐっと明るくすることができます。
また、開放感もアップするホワイトは、お部屋の狭さに悩んでいる方にもぴったりなカラー。
なお、ホワイトの素朴な雰囲気が気になる方は、明るめのライトグレーやベージュ、アイボリーなどを選ぶと、少しオシャレな雰囲気を演出できます!
集中力を保ちたい方は、鎮静効果のある「ブルー」の壁紙を
鎮静効果のある「ブルー」は、集中力をアップさせるカラーとして知られています。
そのため、ブルーの壁紙をお部屋にとりいれると、心を落ち着かせながら業務にあたることができます。
ただし、青一辺倒の壁紙にすると、人によってはつい眠くなってしまうので要注意。
活力やテンションを程良くアップさせたい方には、アクセントとして暖色系のカラーをとりいれる方法がおすすめです。
たとえば、全体としては青系の壁紙をベースにし、一部にレッドやイエローなどの壁紙をとりいれると、業務に集中しやすい環境を整えられるでしょう。
モチベーションを高めたいときには、「オレンジ」の壁紙が効果的!
仕事へのモチベーションを高めたい方には、暖色系のなかでも「オレンジ」がおすすめ。
オレンジは気分を向上させてくれる上に、安心感を与えてくれるカラーとも言われているため、常に前向きな気持ちにさせてくれるでしょう。
ただし、お部屋をオレンジ1色に染めると、精神的にやや疲れてしまう可能性も。
そのため、暖色系はアクセントとして使用したり、癒やし効果のあるブルーやグリーンをとり入れたりなど、工夫をしながらオレンジをとり入れる方法がおすすめです。
壁紙を張り替えると、生活全体の質もアップする!
今回ご紹介した中でも「壁紙の張り替え」は、テレワークの業務だけではなく、インテリアとしても良質な空間への改善となります。
「生活の雰囲気を変えたいな…」とお悩みの方は、壁紙が与えるカラーの効果も参考にしてみてください!
・ホワイト…お部屋の明るさや開放感を得られる・組み合わせも豊富
・ブルー…リラックス効果や鎮静効果・集中力がUPする
・オレンジ…モチベーションや安心感・向上心を上昇する効果がある
また、本ポータルサイトの Re壁 [リカベ] では、多くの施工例をご紹介しているので、ぜひチェックしてみて下さい!
NEW ARTICLE
-
目次1 アクセントウォールと合わせる白2 白x白で作る スペシャルな壁3 白くて機能も アクセントウォールと合わせる白 柄や色のある、アクセントウォールと合わせるには小さな粒のソフトな凹凸の白い壁紙がよいでしょう。 馴染 […]
-
目次1 ナチュラルモダン1.1 ナチュラルモダンのまとめ方1.2 色調とコントラストが、印象を左右1.3 色相による印象1.4 手作り感や柄も、ポイントです1.5 空間に磨きをかけ際立たせる、ジャパンディ1.5.1 おす […]
-
白い壁紙といっても、いろんな白に、いろんなパターンがあります。 今まで気にしていなかった白い壁紙のニュアンスやパターンを知って、理想のインテリアスタイルを見つけましょう! 目次1 白い壁紙を知る2 微妙に違う白の色味3 […]
-
おうち時間が増えた影響で、最近では「大画面で映画を楽しみたい」「家でもライブの雰囲気を味わいたい」と考える方が多く見られます。そんな今、家庭用プロジェクターの売上が伸びていることをご存知でしょうか。Yahoo!ショッピン […]
こちらの記事も読まれています
-
おうち時間が長くなりがちな昨今、毎日過ごすお部屋だからこそ心地よい空間にしたいもの。とはいえ、空間づくりにはさまざまな方法があるので、「何から始めたらいいか分からない」「思うようなイメージにならない」と悩んでしまう方も少 […]
-
新型コロナウイルスの「コロナ禍」の影響により、在宅勤務型の働き方「テレワーク」を積極的に取り入れている企業が増えています。 自宅での業務に抵抗があったり、中々集中できないという声もありますが、ちょっとした工夫で業務効率は […]
-
はじめに 「素材の味を楽しむ」という考えが日本にはあるため、コーヒーも本来の味を味わいたいならブラックで! と言う人も多くいます。 もちろんブラックで飲むコーヒーは、豆本来の味をしっかり味わうことができてとてもおいしいも […]
-
目次1 アクセントウォールと合わせる白2 白x白で作る スペシャルな壁3 白くて機能も アクセントウォールと合わせる白 柄や色のある、アクセントウォールと合わせるには小さな粒のソフトな凹凸の白い壁紙がよいでしょう。 馴染 […]